プログラムを利用すると、テキスト出力、アプリケーションの起動、YCiaoのカスタマイズなどができます。
YB は、BASIC に似たプログラミング言語です。
アプリケーションの起動
run を利用すると、いろいろなアプリケーションが起動できます。
rem 電卓
run("calc.exe")
rem メモ帳
run("notepad.exe")
run の後に起動したいプログラム名を " で囲んで指定します。
rem メモ帳
run("C:\\WINDOWS\\notepad.exe")
" " 内での ¥ 記号は ¥¥ で指定します。
関連付けされたドキュメントを開く
run を利用すると、関連付けされたドキュメントが開けます。
rem HP やませみスタジオ
run ("http://www.ystudio.jp/soft/")
rem メモ.txt
run("C:\\Documents and Settings\\やませみ\\デスクトップ\\メモ.txt")
ユーザー名が、やませみのディスクトップ上にある メモ.txt を開く場合の例です。
それぞれのパス名とドキュメント名を指定してください。
環境設定切り替え
ワードやエクセルに貼り付けるときや、インターネットなどへの貼り付けるときの「貼り付けモード」がちがう場合、
環境設定の切り替えを登録すると便利です。
rem 環境設定切り替え
dim a
a = GetButtonLabel()
if(a == "通常") {
     SetButtonLabel("WEB")
     SetOption(1, 2)
     SetOption(2, 1)
     SetOption(3, 1)
     return
}
else {
     SetButtonLabel("通常")
     SetOption(1, 1)
     SetOption(2, 0)
     SetOption(3, 0)
     return
}
1つのボタンで動作を切り替えています。
GetButtonLabel でボタンの表示文字を取得します。
SetButtonLabel でボタンの表示文字を変更します。
SetOption でそれぞれの環境設定を行います。
ページクリア
現在のページのボタンデータをクリアします。
rem ページクリア
if msg("このページのボタンを削除しますか?") == 0 { return }
DeletePage()
日付時間
日付出力のサンプルです。
rem 日付
print Year(Now), "/", Month(Now), "/", Day(Now)
前ゼロつきの日付時間出力のサンプルです。
rem 日付時間
dim n, m
n = Now
print YEAR(n)
print "/"
print right("00" + str(MONTH(n)), 2)
print "/"
print right("00" + str(DAY(n)) , 2)
print " "
m = WEEK(n)
if(m == 1){ print "(日)" }
if(m == 2){ print "(月)" }
if(m == 3){ print "(火)" }
if(m == 4){ print "(水)" }
if(m == 5){ print "(木)" }
if(m == 6){ print "(金)" }
if(m == 7){ print "(土)" }
print " "
print right("00" + str(HOUR(n)), 2)
print ":"
print right("00" + str(MINUTE(n)), 2)
Now で、現在の日時データを取得、Year、Month、Day、Week、Hour、Minute で各日時データに分けています。